ユーザーにとって有益な情報が詰まったホワイトペーパーを制作しても、ターゲットに届かなければ意味がありません。ユーザーにホワイトペーパーを実際に手にしてもらうための配布方法はいくつかあります。それぞれ解説します。
ホワイトペーパーをターゲット層のユーザーに手にしてもらうためには、まず存在を知ってもらう必要があります。自社サイトに「資料請求はこちら」といったバナーやボタンを設置するのが一般的ですが、ホワイトペーパーに強い外部のポータルサイトに掲載する方法もあります。メールマガジンを活用したり、SNSで幅広く告知したりする方法も考えられます。
ホワイトペーパーをターゲットにダウンロードしてもらう方法はさまざまです。
一般的なのは、自社サイトにダウンロードページを設けた上で、トップページやLPにバナーやボタンといったCTAを設置して誘導する方法です。CTAは設置すれば良いというものではありません。一定の訪問者数があり、ホワイトペーパーと親和性が高いページから誘導するのが効果的です。自社サイト以外にも、ブログやオウンドメディアをSEOで育て、そこからCTAでダウンロードページに呼び込む方法も考えられます。
ホワイトペーパーに関心があるユーザーが多く訪れる紹介サイトに掲載するのも、効果が期待できます。自社サイトではアプローチできないユーザーも、紹介サイトからならダウンロードしてもらえる可能性があります。
「ホワイトペーパー ダウンロードセンター」「日経クロステック Active」「selectbox」といったサイトに掲載されれば、多くの人の目に触れる可能性があります。BtoBデータベースの「ipros(イプロス)」への登録など、ターゲットとなる業界の人が多く見る媒体に登録するのも、有効な方法の一つでしょう。
ただ、こうしたサイトの利用には、料金が発生するので注意が必要です。
自社の商品やサービスを認識していない層から見込み客や顧客を獲得するには、外部からの流入を増やす必要があります。そのためにSNSを活用して拡散するのも有効な施策です。
メールアドレスを把握しているリードには、メールマガジンを活用するのも一手です。ほかに、広告を出稿してLPをダウンロードページにしたり、プレスリリースを出したりする方法も効果が期待できます。
セミナーや展示会などで直接配布する場合は、ホワイトペーパーにQR コードを付けてLPに誘導したり、名刺交換してMAツールに登録したりして見込み客や顧客の獲得につなげます。
ホワイトページのダウンロード数が伸びない場合、原因を突き止めて解決していきます。根本的にホワイトペーパーのコンテンツに魅力がないのが原因であれば、ユーザーにとって有益なホワイトペーパーに改めます。
メールアドレスなどを入力するフォームが適切に設定できていない場合もダウンロード数は伸びません。自動入力機能がなかったり、項目数が多すぎたりして、最後まで入力する前にユーザーが離れている可能性がありますので、見直します。
ほかに、プライバシーポリシーを明記することも、個人情報を入力するユーザーの安心感につながります。こうしたダウンロード施策を、LPやオウンドメディア制作などを含めてサポートしてくれるホワイトペーパー制作会社もあるので、検討してみても良いでしょう。
マーケティングでホワイトペーパーを利用する本来の目的は、ダウンロードの際に入力してもらう個人情報を活用して潜在的なリードを発掘することです。リードは営業からのアプローチやナーチャリングがあって、初めて購買や受注という成果につなぐことができるので、ダウンロード後のフォローの仕組みづくりが重要です。
リードの管理機能があるMAツールを導入すれば迅速で効率的な営業活動を展開できるほか、フォーム作成機能が付いているMAツールをホワイトペーパーの制作に合わせて導入することも効率的です。
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元日経グループの記者・編集者ネットワークで構成。検索される企画、取材、人脈を生かした有識者インタビューや監修記事など、記者視点で誰に読まれるかを考えた戦略的な制作。
日経新聞、日経BPなど、日経グループの元記者や編集者。多彩な分野の取材経験で専門性を培ったライターと編集ディレクター。
オリジナルのイラスト、画像や動画などを駆使したビジュアル要素の豊富な記事・コンテンツを制作。インフォグラフィック、データビジュアライゼーションが得意分野。
インフォグラフィック、データビジュアライゼーションでノウハウを培ってきた担当者。
(ライターは不明)
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